長期間の管理入院になると、入院費用が心配になります。
そこで強い味方となるのが「生命保険」です。
管理入院したら生命保険はもらえるの?
双子妊娠の管理入院は、仮に特に問題がない状態での入院であっても、たいてい切迫早産という病名がつきます。そのような病名がついた場合には、ほとんどの入院が支払い対象となる生命保険に入っていると、給付金(保険金)を受け取ることができます。
*給付金が支払われるかどうかは、お医者様が保険請求の書類に書かれる内容と、生命保険会社の規定によるため、保険の契約内容などによって、支払われないこともあるかもしれません。
*生命保険に加入していても、入院に対して給付金が支払われる保険や特約に加入していない場合には、入金の給付金(保険金)を受け取ることはできません。
入院費用が払われる生命保険に加入していると、入院期間に応じて入院の給付金(保険金)を受け取ることができます。
たとえば、1日5000円支払ってもらえる入院の保険に入っている場合、入院日数が60日の場合、入院1日目から給付金が支払われるタイプの保険だと、
5000円×60日分=30万円
となり、30万円を生命保険から受け取ることができます。
もし、同じ入院で1日1万円支払ってもらえる入院の保険に入っていると、
1万円×60日分=60万延
となり、60万円を生命保険から受け取ることができます。
それなら1万円もらえる保険に入ったほうがいいよね!
・・・というような単純なことではありません。
1日1万円もらえる保険は、1日5000円もらえる保険よりも保険料が高い、つまり毎月の支払いが高いのです。
管理入院を長期間した場合、たくさんもらえる保険に入っているとたくさんもらえて嬉しい!となりますが、
でも管理入院はしないかもしれない。
私の場合ですが、実は私は以前より入院関係の保険にはたくさん加入していました。
自営業だったので、入院すると・・・収入がゼロになってしまのです。その収入分も補うつもりで、入院した時にたくさんもらえるような保険(医療保険)に加入していました。
で・・・双子妊娠発覚!
いろいろな情報から、双子は管理入院になることが多いと知り、これはたくさん保険がもらえるぞ。
健康保険の高額療養費があるから、実際の自己負担はそれほど大きくはならないだろう、
ふふふふふ。保険でもうかる〜〜と・・・思っていました。笑。
これ、本当です。
そしてその結果は・・・管理入院なし。入院の保険は1円ももらえず。
出産も帝王切開ではなく自然分娩だったので、帝王切開で支給される手術給付金もゼロ。
結果、双子妊娠では生命保険が活躍することはまったくありませんでした。
ですから、毎月支払う保険料などもしっかり考えて、無理のない生命保険に入っておくことが一番ですね。
双子妊娠したママから生命保険でよくある質問のもうひとつ
双子妊娠がわかった後で生命保険に加入できるの?
これは・・・正直難しいです。ほぼ無理だと考えた方がいいです。
ほぼ無理だ、というのは、ネットで検索してみると、双子妊娠がわかった後で生命保険に加入して、管理入院の間の保険金を受け取れた、という書き込みもいくつかあるからです。
でも、いろいろ調べると本当は無理、というのが実情のような感じです。
生命保険会社にもよりますが、妊娠中は生命保険への加入は条件が厳しくなります。
これは、通常の人よりも生命保険を利用する確率が高くなっているため、公平ではなくなるからです。
加入できても、一定期間は妊娠に関係する入院や手術は支払い対象としないと条件をつけられてしまうことが多くなります。
特に双子妊娠はリスクが高いですから、双子妊娠がわかってしまうと厳しくなるのです。
それなら生命保険は入らないでおこう・・・
という考え方はちょっと危険です。
これから先のことを考えると、双子妊娠中で条件が悪くても、保険には加入しておいた方が無難です。
理由は、双子出産は帝王切開が多く、その後で次のお子様を出産される時もほとんどが帝王切開になってしまうかです。
生命保険にまったく加入せずに双子の出産で帝王切開になると、その後生命保険に加入する場合、子宮は不担保、つまり子宮関係の入院や手術の場合は給付金(保険金)を支払わない、という条件がついてしまうのです。
ですから、入院が対象となる生命保険にまったく加入されていない方は、この機会に加入を検討されることをオススメします。
女性の場合、家族の生活を自分の収入で支えているという状態でなければ、多額の死亡保険金は必要ないので、入院・手術を対象としている医療保険などに加入すると保険料を安く抑えることができます。
生命保険だけでなく、共済も人気があります。共済は助け合いの制度となっていて、生命保険よりも少し保険料が安いものが多いです。
- 女性に人気の共済→CO-OP共済たすけあいの女性用のコース
- 全労済→新総合医療共済
一般の生命保への加入検討や、ご主人様の保険もまとめて見直したい場合は、複数の生命保険会社の商品の中からぴったりのものを探すお手伝いをしてくれたりする無料の生命保険相談サービスを利用すると、説明もわかりやすく、見直しがしやすいです。
相談センターの店舗に自分で行って相談をする場合と、自宅に専門家がきてくるれるサービスとがあります。相談にのってくれる人は、保険会社の方ではなく、ファイナンシャルプランナーという家庭のお金の相談のプロの方が来てくれる場合がほとんどです。
タグ:生命保険
双子妊娠・出産・育児の悩みを同じ双子ママと相談できますよ!会員登録無料です。病院の口コミも充実。↓